- 2010-03-17 (水) 16:55
- アメリカ
日本人には全く馴染みのないチップ制度ですが、アメリカはいわずと知れたチップの国です。初めてアメリカを訪れる人は少なからず不安に思うでしょうし、逆に全く気にしない方は少なからず失敗をするでしょう。私はチップが問題で揉めた事はありませんが、恐らく知らない間に払い過ぎていたりしていたんだと思います。出来れば適正なチップをスマートに払ってお互いに気持ちよく笑顔で別れたいですよね。そこで今回はチップについて少し書きたいと思います。
<チップの相場>
一般に支払額の10%~20%といわれていますね。でも実際20%は払いすぎな気がします。15%前後で考えたらいいのではないかと思います。
<チップを払う場面>
チップはサービスに対する対価です。ですから決まった場面というのはありません。しかし、スーパーのレジやファーストフード店でチップを払ったら逆にびっくりされるでしょう。(TIPと書かれたビンなどが置いてある場合には、もちろんそこにお金を入れても問題ありません。)基本的には以下のような場面で支払う事が多いです。
●レストラン(席まで料理を運んでくれるお店)
●タクシー
●バレットパーキング(Valet Parking)
●ホテルの清掃やベルボーイなど
●カジノのウェイトレス
●バー(ナイトクラブのバーも含む)
●トイレの番人
この様なシチュエーションが一般的です。レストランとタクシーは15%前後で計算してください。その他は通常$1.00払えば問題ありません。バーでお酒を頼んだ時などはお酒を受け取ってお金を支払った後に$1.00をカウンターにポンと置いて立ち去ってよいです。バーテンダーが見ていれば「Thank you」と言って笑顔を返してくれます。最後の「トイレの番人」、正式な名前がわからないのですが、アメリカのトイレにはまれに中に人がいてハンドソープをくれたり、手を拭く紙を渡してくれたりします。もちろん勝手にやっているわけではなく、店に雇われているのです。毎回トイレに行くたびに払う必要はないと思いますが、$1.00札を渡して飴でも貰って下さい。
※2009/04/17追記
アメリカ人の友人に聞いたら、トイレの番人はおそらく「custodian(カストディアン)」と言う職業ではないかと言っていました。
<レストランでのチップの渡し方>
請求額とチップを合わせて伝票と共に店員に渡して「No change」でもOKですし、請求額と伝票だけを店員に渡してテーブルの上にチップを置いて帰ってもどちらでもOKです。
<クレジットカードでの支払い>
アメリカはクレジットカード社会です。たいていの場所でクレジットカードが使えます。現金を持っていかずに食事をする事もあるでしょう。クレジットカードの場合はまず、伝票と一緒にクレジットカードを店員に渡します。すると会計をしにレジまで戻りますので、また戻ってくるのを待っていて下さい。また戻ってくるとクレジットカードと一枚の紙を渡してきます。その紙にチップの金額を書く欄があるのでそこに金額を記入して下さい。そしてそれにサインをすれば完了です。
<チップの計算法>
これはあくまでも私の計算法なのですが、参考になれば使ってみて下さい。アメリカの税金(TAX)は8%です。私は伝票を確認してTAXの金額を2倍(16%)をチップとして払っています。これなら簡単な掛け算ですので暗算で計算出来ます。至って簡単です。
<チップを含む場合>
稀に請求額にチップが含まれている場合があります。これを知らずに更にチップを払ってしまうと損してしまうので注意して下さい。こういうお店はチップ文化がない日本人向けのお店とかに多いです。大抵「チップが含まれています。」と言ってくれますが、不安な場合は「Is this including a tip?」とでも聞いてみてください。
初めにアメリカはチップの国と書きました。これはチップで生活している人がいるという事です。賃金が安く、チップを貰えなかったら生活に支障が出る人もいるんです。ですから、非常にチップに対してシビアに反応します。私の友人の話ですが、不味いお店に当たってしまい店員の態度も悪かったのでチップを払わずに店を後にしたそうなんです。すると、店から店員が店外まで追いかけてきて「どうしてチップをくれないんだ!?」と言われたらしいのです。ちょっとびっくりしますよね。しかし、チップはあくまでサービスに対する対価ですから、サービスが悪かったら額を減らしてもいいと思います。慣れない文化ですからついつい多く払いがちになりますが、しっかり意思表示することがアメリカでは最も重要だと思います。
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